プラスチック資源循環戦略、バイオプラスチック導入ロードマップに続き、2021年6月にプラスチック資源循環促進法が策定されました。その中でワンウェイプラスチックの使用削減を求める「ワンウェイプラスチックの使用の合理化」による12品目の対象製品があげられましたが、食品容器は中身を保護することやリサイクルの仕組みができているため対象外となっています。
2005年の愛・地球博を皮切りに、食品容器で初めてポリ乳酸の製品を発売後、素材やアイテム数を増やしています。2020年にはバイオ比率、アイテム数を目標の1年前倒しで達成。新たな目標として、バイオ容器とリサイクル容器の合計をグリーン比率とし、2024年3月までにグリーン比率35%とすることを目標としました。
PLA、PLA-H、PLA-S、バイオPET、バイオPPFに加え、2019年からはお客様のご要望を受けてバイオHIPSが加わり、この度新たにバイオPPも加えて、合計7素材を展開しております。
紙に勝るとも劣らないバイオマスプラスチック。環境面では紙との共存で環境対応を推進している企業もあります。また機能面では、バイオマスプラスチックは食品容器に適した機能性があると言えるのではないでしょうか。
リサイクルに対しての取り組みとして、リサイクルPETの「RAPET」を使用した製品の供給を開始しています。さらに、その先を見据えて、使用済みプラの再資源化技術開発に取り組み始めたアールプラスジャパンに資本参加致しました。
農林水産省が発表した「プラスチック資源循環に資する食品容器包装事例集」に、日本を代表する大手企業と共に、リスパックのバイオマスプラスチックが取り上げられました。
発売以降、今年8月までにご採用数は累計7918件。商品売場づくりの実例をご紹介しています。
「環境価値」×「機能価値」の実例を再現。実際の商品売場づくりをVR売場で体感してください。